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yamada

| 山田代表 |
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山田育苗園代表 久御山町藤和田に山田育苗園事務所を構える。 |


昭和29年10月に御間牧村、佐山村が合併して誕生した久御山は、京都の都心から南へ約15㌔、山城盆地の中央部に位置しています。
町の農業は、都市近郊として優良な野菜産地を形成し、各種野菜の“くみやま”のブランド化に取り組んでいます。
淀苗の生産地、北川顔・藤和田地区はかつて木津川の流路であったため、土質は『帝国農会文献』によると「沖縄層の細砂よりなる砂質土壌にして、有機質も有し、育苗に最も最適せり」とあります。約550年の伝統を誇る淀苗は、管理技術の向上、品質の改良を重ね、「北藤の苗は日本一」と好評を得ています。

淀苗の特徴はたくさん実がなることです。一般の種とは異なる特別な種を使用しているため、おいしい実がなります。温暖で日照りが良い苗作りに非常に適した気候と風土に加え、木津川から生まれた砂は栄養分が流れ込んでいて水はけの良い砂地上の栽培を実現しました。厳選された良い種と、それに適した立地条件のもとで栽培するため、おいしくたくさんの実が採れるのが淀苗が出来るのです。
また、種に関してですが、昔は自分の所で出来たものを利用していたのですが、どんどん他の業者で良いものを作るようになってきたのでそちらを利用させて頂いています。ただどこの種を使っているかは企業秘密ですね。苗業者で企業秘密があるとすれば種の仕入れルートです。それだけは秘密にさせて頂いてます。
そして山田育苗園の淀苗のもうひとつの最大の特徴はステビア堆肥です。ハーブの一種のステビアからとったステビア堆肥を苗に使用しています。ステビア堆肥は残留農薬を解消でき、ダイオキシン96%を分解出来るという驚きの特徴を持っています。
さらに山田育苗園の淀苗は、一般的な苗とは違い、芽が出始めてきてから出荷するわけではありません。山田育苗園では、そこからさらに日にちをかけて、花つぼみをつけてから出荷しています。途中で接ぎ木作業を2、3回行い、栄養成長ではなく生殖成長で育てることにより、栽培した際に多くの実が採れます。一般的な苗に比べて倍ほどの日にちと手間がかかりますが、(トマトは約70日、ナスとトウガラシは約100日程)お客様が栽培しやすいものを提供することを最も大切にしています。
他の土地で苗を植えても大丈夫なんですか?
全く問題ありません。植物は、苗である期間の気候が重要となってきます。
「三つ子の魂百まで」というように、苗も人間と一緒で小さい時に力をつけさせておいたらどこへ行ってもきちんと育ちます。三つ子のときにどんな状況に置かれていたのかが、その苗の一生を決める一番の鍵になります。
人気の苗は何ですか?
ナス・トマト・トウガラシ・キュウリが今いちばん人気の苗ですね。
そのなかでもひときわ人気なのがトマトです!食糧難の時代はよくナスの煮炊きが重宝されましたが、最近はトマトをフルーツ代わりに食べる人が増えていますね。現在も250万本ほどの苗を育てていますが、そのうちの30万本ほどがトマトの苗です。
苗作りをしていくうえで大切だと考えていることはありますか?
ただ販売するだけでなく、お客様に喜んでいただいて、尚且つ従業員も安心できる仕事づくりをモットーに取り組んでいます。
今までは50件ほどあった淀苗の注文が今では12,3件になってしまいましたが、利益だけでなく、 地域や伝統を守って社会に貢献してゆくべきだと考えています。
よりよいものを作るため、日々勉強し、努力することがとても大事だと思います。
栽培するときに気をつけることは・・・?
淀苗は粘土ではなく、砂で作っています。
そのため苗を植える際には十分に水を含ませてから植えると2、3日で大きくなります。
また、温度や肥料の与えすぎなど、過保護に育ててしまいがちな人がみられます。
栄養失調で花が落ちますが、栄養過多でも花は落ちるので、温度調整や、肥料のあげすぎには十分な注意が必要です。
淀苗の背景
伏見にはその昔港がありました。京に都があったためです、九州・四国の物資が淀川を上り、納所で一旦おろして、高瀬川へ・・・というルートです。 当初は、1600年の秀吉の時代に荷降ろしと御所があった関係で淀も栄えました。苗作りは大昔からありましたが、なかなか利益を出せず途切れてしまいました。しかし、もう一度淀で苗を作り、大阪で売り出すと思いのほか売れ、今日まで続きました。
昭和10年頃、自給率低下を心配しているなかされていた時代です、向島から淀まで開拓をして、米を栽培しました。土地がもともと池だったので、稲作にとても適していました。稲作の後に野菜を作ると1、2年放っておいても野菜がたくさんできるほどだったといいます。連作障害の心配が全くないので、池を埋め立てて米を作れば5年ぐらいは何にも肥料与えなくても元気に育ち、裸足で田に入ると腰まで沈むくらいの沼になっていたそうです。
この一帯の地形は、天王山あたりが関になっていて三重県からの水と栄養分が流れ出て来るためこのような恵まれた環境になったと思われます。 何かを栽培する際に無農薬栽培でなく、放任栽培をしてそまえば病気や虫による被害が周りに広がってしまいます。昔は農家が殺虫農薬をやっていみしたが、今は農薬制限。
農家は高齢化でどんどん減ってきています。平均年齢は75歳ぐらいです。 なんぼ米作っていっても食っていけない。1人10万稼げたらいいところです。
そんな中、農家の中でも次々に利益を出そうとしては衰退していく業者が後を絶ちませんでした。大きな業者で農業の先輩のような地域があったのですが、当初とても良い苗を提供していて、私たちの最大のライバルでした。そしてその業者も、時代の流れに応じて利益を追求しはじめるのですが、私たちはただ本当に納得してお客様に提供したいと思える苗に絶えずこだわりました。良い苗が出来なければすべて作り直し、その分損失が出たとしても、良い苗を提供することを最優先させました。そして気が付けば最初は勝てるはずもなかった大手の業者は敗退して、苗の品質をただ守ってきた淀苗が生き残ったのです。
池から出来た肥えた土地、ハーブからのステビア堆肥、温暖で日照りの良い気候、上質の種から実の多く取れる生殖成長で手間隙かけて育てられた山田育苗園の淀苗、是非より多くの方にお試し頂き、その質をお確かめ頂きたいと思います。

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- 山田育苗園
収穫を目的とした栽培に最適な淀苗、最高の品質
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有機農法30年を科学的に検証する農学博士。





